価値ある人を大切にすべき「当たり前」な理由

価値ある人を大切にすべき「当たり前」な理由

価値ある人を大切にすべき「当たり前」な理由
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こんにちは。
アップスタッツ経営研究会の代表,
集客代行業をしております
セールスコピーライターの飯山です。

 

今日は…
「今の時代に大切にすべき人は誰か」
という話をします。

 

なぜなら…
大切にすべき人を
大切にされず…

 

そうではない人が
大切にされているように
感じるからです。

 

あくまでも,
これは私個人…
そして,
アップスタッツ経営研究会の
考えです。

 

決して,
万人受けはしないでしょう。

 

けれど…
「そうそう,そうだよね!」
と言ってくださる方が
一人でもいてくれたら嬉しいので,
今日のテーマとしてお伝えします。

 

教師,看護師,保育士の統一見解?!

 

 

これは伝聞ですので
本当のことかはわかりませんが。

 

ある学校教師が,
こんなことを言っていたそうです。

 

「手がかかる子ほど,
かわいいんだよね…」

 

同じく,
保育士の方も,

 

「手がかかる子ほど,
かわいいんだよね…」

 

と言っていたそうです。

 

 

あるいは…
看護師さんは,

 

「手間がかかる患者さんほど
大切に思ったりするんだよね…」

 

と言っていた…とのことです。

 

 

本当のことかどうかはわかりません。
伝聞ですから。

 

ですが…
まあ,実際にこのような考えを
抱く人は多いのでは
ないでしょうか。

 

私自身は,
かなりの問題児だったため,
ずいぶんと先生に苦労を
掛けていたでしょう。

 

 

そして…
入院していたときも,
「問題児ならぬ
問題患者」
でした。

 

 

ずいぶんと,
看護師に苦労を
掛けさせたものです。

 

…と言っても,
私の「患者」としての
立場は世間一般とは
違うようですが。

 

例えば,
なるべく他人に体を触れられたくないので
手術翌日には自分で水道で勝手に洗髪し…

 

 

手の甲に刺さった点滴用管に
血が逆流して,
ずいぶんと怒られました。

 

 

あるいは…
病院食では足りないため,
看護師の目を盗んで病院を脱走。
近くの吉野家で牛丼を食べて,
コンビニで立ち読みをしてから
帰ってくる…という,
実に迷惑な患者でした。

外出届,書けばいいだけなんですけどね。

 

そういう意味では,

「極力,看護師さんには
かかわらないように
心がけていた」

ので,私に思い入れを抱く
看護師はいなかったでしょう。

 

…けれど,
症状が重い患者を
必死で看護すると,
いろいろと思い入れが
強くなるのではないでしょうか。

 

 

思い入れが強くなる原理

 

身も蓋もない話ですが,
「単純接触効果」
でしょう。

ザイアンス効果とも言われます。

 

初めのうちは興味がなかったり、
苦手だったりしたものも、
何度も見たり、聞いたりすると、
次第によい感情が起こるようになってくる、
という効果。

たとえば、よく会う人や、
何度も聞いている音楽は、好きになっていく。
(Wikipedia)

 

だから,問題児には
何度も何度も
コミュニケーションを取るため,
どうしても「かわいく」
なるのでしょう。

 

症状の重い患者さんは,
何度もナースコールを
押されるため,
どうしても接触頻度が
増えるものでしょう。

 

そう,仕方がありません。
これは
「そういうもの」
です。

 

看護と教育を
同等に扱うのは少々乱暴ですが。

 

 

私はこの考えは嫌いです。

 

誰を「かわいがる」べきなのか

 

ここでいう
「かわいがる」
とは…

 

その人を尊重して,
大切に思っている,
という意図を伝えることです。

 

この場合,

「あなたの問題児っぷりは
本当に私にとって
嬉しくて嬉しくて…
だから私はあなたが大切です」

というのは…
少し,病的ではないでしょうか。

 

 

自分の価値を,
相手を面倒見ることで
確かめる…
ということであれば,
何とも「不健全」な感じがします。

 

人によっては
これを
「依存」
とでも言うのでしょう。

 

私は嫌いです。

 

なぜなら,
自分の「依存」のために,
本当に価値がある人を
見過ごしているからです。

 

 

例えば…
学校の教室であれば…
問題児が教室で騒いでいて…
その子にかまってばかりいる教師。

 

そして,

「手がかかる子ほど,
かわいいんだよね…」

という。

 

実に残念です。

 

 

問題を起こさずに,
しっかりと勉強している生徒のほうが,
学級運営として見た時に
価値があるのではないでしょうか。

 

まあ,
これは「教育」だから
仕方がない…といわれれば
それまでですが。

 

この
「教育」
の考え方を,
そのまま社会に持ち込む人が
いるから困るのです。

 

具体的には,
教室で騒いで先生の注目を引いて
先生の手を煩わせた生徒。

 

おとなになって,
会社に入って問題を起こす。
そして上司の手を煩わせる。

 

そのまま,
査定が低くなって,
解雇されたり
契約期間満了で
追放されたりするなら…
それは素晴らしいことです。

 

無能な人が
「無能」
として評価されたのですから。

 

ですが…
たまに,上司にこの
「教育の理論」
を持ち込む人がいます。

 

つまり…
問題児に掛かりっきりになって
かわいがる人がいるのです。

 

そして…
その人のしわ寄せが…
別の

「一生懸命頑張っている人」

に押し付けられるのです。

 

上司は,

「部下を管理している感じ」

がして,充実感はあるでしょう。

 

 

問題社員も,
上司にかまってもらえて
嬉しいでしょう。

 

では…
その問題社員によって
引き起こされた問題や
回らなくなった仕事の
尻拭いをする人は…?

 

どうすれば報われるのでしょうか。

 

私は…
こういった人が
報われる社会になったらいいな,
と心から思っています。

能力があるものが,
その能力を十分に発揮して
評価される社会。

無能なものが,
過分に扱われることのない社会。

「適切な努力」
をして,能力を発揮し,
しかるべき成果を出している人が,
報われる社会。

人を過度に依存させたり
されたりすること無く,
能力を伸ばせる社会。

そして…
本当に価値がある人が
「価値がある人として扱われる」
のであれば,
この世の中,どんどん良くなっていくでしょう。

 

あなたの周りにいる…
パッと見た感じでは目立たない,
けれども誰よりも縁の下の力持ちな人。

 

そんな人に,

「いつもお疲れ様です」

 

「あなたが頑張っているおかげで
本当にたくさんの人が
助かっています」

 

「なかなか日の目を見ないかも
しれませんが,
これまで努力を積み重ねてきたように,
これからも頑張ってください」

 

このように声をかけたいです。

 

これは私の自己満足ですが…
でも,私と同じように
「見えないところで頑張っている」
人を報いたいと思う人が
いてくれたら,今日のこの記事を
書いた甲斐があるというものですね。

 

あなたがよりアップスタッツな明日になりますように。
セールスコピーライター 飯山陽平

 

 

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