売上や集客,利益やお金よりも追い求めるべきもの

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こんにちは。
札幌市近郊を中心に活動する集客代行業,
アップスタッツ経営研究会,
セールスコピーライターの飯山です。

 

 

1年ぶりくらいに会った
ある経営者と
短い時間ではありますが
ゆっくりと話をして,
一緒に飲んできました。

 

 

…といっても,
私が飲んだのは,
ノンアルコールの
炭酸飲料ですが。

 

 

個人的に,
「なるほどな」
と学ぶことがあったので,
今日の記事として
紹介いたします。

 

 

最初に,あなたにひとつ
質問をします。

 

 

あなたはなぜ
その仕事をしているのでしょうか。

 

 

ある経営者の「本当はいけない」本音

 

 

その経営者は…
還暦まであと数年。

 

 

若い頃に起業したので,
キャリアとしては40年弱,
という状況です。

 

 

業種的に,
震災の煽りを受けて…
ある意味,特需状態。

 

 

1日18時間くらい
仕事をしている状況です。

 

 

社内の2番手,3番手が
育たず,苦労されているようでした。

 

 

仕事ぶりは,
凄腕と言えるのでしょうが,
「職人気質」
のために,
任せられる仕事が
「技術職」
ばかりなので,
社長の仕事が軽減しないようです。

 

 

その方は,
笑いながら
「もう引退したい」
「ウチの経理の女の子。すごく厳しいし,
彼女みたいな子に社長任せたら
うまくいくかも」
などとおっしゃってました。

 

 

昨期はとても売上が良かったため,
思い切って従業員に
ばらまいたそうです。

 

 

「一度やってみたかった」

 

 

ということで,
ボーナスを
「振込」ではなく
現金で支給。

 

帯封付のお金を
従業員に手渡ししたそうです。

 

 

ガラリと働きぶりが変わり,
「何かやることありませんか?」
と聞きに来るようになった…
そう,苦笑いしてました。

 

 

 

私自身,
かつては従業員を雇っていたことは
ありますが…
ほんの数年程度。

 

 

なので,
これらの体験談ひとつひとつが,
私にとっては未知の体験であり
そこに学びがあります。

 

 

 

個人的に,
とても印象深かったのは,

 

 

「経営者としては
失格なのかもしれないけど,
会社は大きくしたくない」

 

 

「売上や利益を追うのはいやだ」

 

 

という言葉でした。

 

 

 

リサーチでもっとも大切なもの

 

 

先日,
「リサーチ」
の大切さを
解説させていただきましいた。

 

 

リサーチの大切さ,
中でも,
「顧客インタビュー」
が大事です。

 

<参照>

 

 

では,
顧客インタビューをして,
どんな情報を得たらいいのか。

 

 

その一つが,
「その人の【観念】」
です。

 

 

言い換えると,
「その人が当たり前のように
思い込んでいて,
信じているものはなにか」
ということです。

 

 

さて,
この経営者の場合,
どんな観念があるのでしょうか。

 

 

「経営者としては
失格なのかもしれないけど,
会社は大きくしたくない」

 

 

ここに手がかりがあります。

今回は,リサーチ目的ではなく
ただ話を聞いていただけなので
確かめてはいません。

 

ただ,この発言の前提にあるものが
「言葉に表されていない」
だけであって…観念と言えるものになります。

 

 

すなわち,

 

 

「会社は大きくすべきもの」
「経営者たるもの,
売上や利益を伸ばすべきである」

 

 

という考えです。

 

 

これが良いか悪いか,
ではなく,
実際にこの方が
「このように思っている」
ということです。

 

 

確かに…
この方は,
「株式会社の代表取締役」
です。

 

株式会社は,
「営利法人」
です。

 

 

株式会社である以上,
収益を伸ばすことが
「義務」
となっています。

 

 

…この辺りの法律,
「会社法」の規定を
解説するつもりはありません。

 

 

ただ,
経営者として
そのような「前提」を
理解しているため,

 

 

「会社は大きくすべきである」
「売上や利益を伸ばすべきである」
という観念を持っていて…

 

 

けれど,
「個人」
としては,
「会社は大きくしたくない」
「売上や利益を伸ばすことだけを
考えているのは嫌だ」

 

 

ということです。

 

 

この方は笑いながら,
「会社を誰かに譲って…
のんびり,自分が食べていけるだけの
仕事をしたい。
その方が楽しそうだからね」
とおっしゃっていました。

 

ホントに利益追求しなければならないのか

 

 

株式会社が営利法人である,
ということは確かです。

 

 

では…
本当に利益追求を
しなければいけないものなのでしょうか。

 

 

そもそも,
会社というものは,
そしてビジネスというものは,
「その人の実現したい夢や目標」
あるいは,
「理想の光景」
を実現するため。

 

あるいは,その方の
「世界観」
を現実世界に反映させる
ための手段ではないでしょうか。

 

…ということを考えると,
「いやいや」
売上アップ。

 

 

「いやいや」
集客。

 

 

これでは
本末転倒です。

 

 

もちろん,
会社は
「売上」
そして
「キャッシュ」
がなければ存続することはできません。

 

 

従業員に給料を払うことも
できません。

 

 

家族や従業員の
生活を脅かすことになります。

 

 

この点に関して,
世界ナンバーワンマーケティングコンサルタント,
ジェイ・エイブラハムは,
「卓越の戦略 上級編」
にて,次のように述べています。

 

 

「あなたは最高で最良の結果を出すことが求められている」

 

 

では,
ここで言う最高で最良の結果とは何か。

 

 

それは
「売上」
なのでしょうか。

 

「利益」
なのでしょうか。

 

 

これは
私個人が思うことです。

 

 

それは
「結果論」
ではないでしょうか。

 

 

個人が本当に心から叶えたいことに,
一意専心していれば…
そこに,「結果論」として
集客や売上アップが
伴っていたとしたら…

 

 

それが「最高で最良の結果」では
ないでしょうか。

 

 

売上や集客を
ないがしろにしていい。
そんなことは一言も言いません。

 

 

けれど,
「売上や集客」
そのものを
目的としてしまうのも,

 

 

「何かが違う」
のではないでしょうか。

 

 

今回,
この経営者の思いを聞くことで…
「集客代行業」という仕事をしている
私自身,身が引き締まる思いを抱きました。

 

 

目の前の売上。
目の前の集客。

 

 

そこに気を取られて,
視野が狭くなっている経営者を相手にすることで…
「その目の前の問題」
を解決してあげたくなりますが。

 

 

それは果たして本当にすべきなのか。

 

 

本当にすべきなのは,
「なぜその仕事をしているのか」
「なぜ集客できなければならないのか」
「なぜ(その仕事によって)売上を上げなければ
ならないのか」

 

 

ということを,
しっかり言語化するほうが
大切ではないか。

 

 

改めて思いました。

 

 

 

最後に,あなたにもう一度尋ねます。

 

 

あなたはなぜ
その仕事をしているのでしょうか。

 

 

あなたがよりアップスタッツな明日になりますように。 
セールスコピーライター 飯山陽平

 

追伸

自分でよくわからなかったら…

 

いえ。
わからない,ということはありません。
ただ,心の奥にある思いを
「言語化できない」
だけです。

 

 

ただ,
それを言語化することだけで,
仕事に対する熱意や思いが変わって…
それが結果に作用するということは
よくあります。

 

 

なので,
ご自身で見つけられなければ,
一緒に探してみませんか?

 

 

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