選挙や投票は,権利?それとも義務?

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選挙や投票は,権利?それとも義務?
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こんにちは。
アップスタッツ経営研究会の代表,
集客代行業をしております
セールスコピーライターの飯山です。

今日は,統一地方選挙ですね。
ですので,選挙についてお伝えします。

 

…とは言うものの。
特定の政党・及び政治主張について
この場で支持・非難するつもりはありません。

 

今日は…「常識」に対する
ちょっと違う見方をするので,
反発する方もいらっしゃるかも
知れませんね。

 

 

不在者投票制度って知ってますか?

 

私は現在,住民登録している自治体と,
実際にいることが多い場所とでは…
約100キロほど離れています。

 

まあ,車で2時間ちょっと走れば
いいだけではあるのですが。

 

選挙のためだけに,
往復200キロ走る気にはなれません。

 

そこで,
はじめて
「不在者投票制度」
を利用しました。

 

ここではざっくりと紹介します。

 

まず,
ネット上で
「投票用紙の請求書」
をダウンロード,印刷して記入。
※大抵は自治体のホームページから
入手できます。

 

それを,住民登録している
自治体の選挙管理委員会事務局に
郵送します。

 

すると…
選挙管理委員会事務局より,
投票用紙が送られてきます。

 

それを,
今いる場所の期日前投票所に行き,
投票すればOKです。

 

 

私は…
たまたまでかけたついでに
済ませたので…
札幌市の手稲区役所で
不在者投票を済ませました。

 

こちら,
「開封してはいけない」
旨が書いてあり…

 

それを,
不在者投票の担当職員に
手渡します。

 

その場で未開封なことを確認して,
開封。

 

透明フィルムの中に,
紙の封筒があります。
そこに,私の住所氏名等が
印刷されています。

 

その中に,一回り小さい
別の封筒があります。
そこには一切記名等は
されていません。
その封筒の中に投票用紙が
入っています。

 

その場で候補者の名前を書き…
小さな封筒に入れて封をして
職員に手渡し,
もう一回り大きい,
私の住所氏名等が印刷されている
封筒に署名して完了です。

 

 

手稲区役所では
期日前投票で,かなりの行列が
できていましたが。

 

 

不在者投票は私しかおらず,
待ち時間ほぼゼロで済みました。

 

今回は,
片道200キロ程度なので
いざとなれば
帰ることもできますが。

 

 

これが本州だった場合,
さすがに投票のために
往復フライトチケットを
手配して帰省…
なんて,やってられません。

 

なので,とてもありがたい
制度ではあります。

 

 

では…
なんでこんな制度があるのでしょうか。

 

 

投票権に関する歴史的経緯

 

昨日書いたことですが,
最近は,歴史や文学などについて
勉強しています。

 

中学高校のころ,
ろくに勉強していませんでしたから。

<参照>

 

 

日本では
「普通選挙」
が開催されるようになったのが,
1945年。
終戦後の話です。

 

そこに至るまで,
様々な経緯があったのですが…
それは省略します。

 

ただ,ここでのポイントは
普通選挙が実施されるまで,
ずっと「制限選挙制度」だった
ということです。

 

そして,
普通選挙を勝ち取るまでに,
様々な人の様々な努力が
あったということです。

この普通選挙権を
実現するための一環として,
不在者投票制度というものが
あるのでしょう。

 

では,ここまでして
投票しなければならない
ものなのでしょうか。

 

 

投票は国民の義務?

 

 

今回は統一地方選挙ですが。
以前,国政選挙の時に,
Facebook上で
こんな投稿をちらほら見かけました。

 

「投票は国民の義務」

「義務を果たしてきました」

 

休日に,わざわざ投票所まで
いちいち行かなければいけない時点で,
ある意味「罰ゲーム」に近い
面倒臭さを感じますが。

 

「選挙権」という言葉が示す通り,
選挙は権利であって義務ではありません。

 

当時は…
「よくもまあ,恥ずかしくもなく
選挙を義務だなんて言えるな…」
と呆れたものですが。

 

それから数年経った今…
ある意味「真実」かもしれない,
と思うに至りました。

 

選挙版ノーブレス‐オブリージュ

定義【ノーブレス‐オブリージュ(noblesse oblige)】
身分の高い者はそれに応じて
果たさねばならぬ社会的責任と
義務があるという、
欧米社会における基本的な道徳観。

もとはフランスのことわざで
「貴族たるもの、
身分にふさわしい振る舞いをしなければならぬ」
の意。

 

現代日本においては
「身分」
というものは,
ほぼ消滅しています。

 

身分という言葉を耳にすることすら
滅多になくなりました。

 

今となっては,
役所の市民課窓口で住民票等を請求する際,
たまに

「身分証明書の提示をお願いします」

と言われて,

「何言ってんのこの人?
そんなもの,携帯している
わけないでしょ」

と思う時くらいでしょうか。


※身分証明書…

「禁治産宣告(成年被後見人)」
「準禁治産宣告(被保佐人)」
「後見の登記」「破産宣告」
「破産手続開始決定」の通知を
受けていない事の証明。
本籍地所在地の市民課窓口で
取得できます。

※ここでは「本人確認書類」と言うべきです。

 

ですので,
今となっては,

一般的に財産、権力、
社会的地位の保持には責任が伴うことを指す。
(Wikipedia)

という感じでしょうか。

 

この観点で考えると…
はたして,
投票は権利なのか,義務なのか。

 

 

例えば,
無知蒙昧むちもうまいで,
他の人の言うことを鵜呑みに
するしかできないような人を
煽動して…

 

売国奴法案をゴリ押しする
政治家に投票させる…
なんてことが起きているわけですね。

 

売国奴…どころか,
特定の政策を推し進めることで,
日本国そのもの,
ひいてはアジアやこの地球全体を
より滅びに向かわせる事態に
導こうとする,
「生きとし生けるもの」
すべての敵みたいな存在がいます。

 

さも自然に…
立候補したり,
官僚として国の中枢に
食い込んでいるわけですね。

<参照>

 

ちょっと煽っただけで
そんな悪魔の手先を
簡単に支持してしまう
案山子かかしのような人が,
「普通選挙権」
を持っているのです。

 

 

だからこそ…
選挙というものは,
本当に適した知見を持つ人が
正しく行使することであり,
それが「道徳的義務」
まさにノブレス・オブリージュ
ではないか…
と思った次第です。

 

Facebook上の
「国民の義務」
という投稿は,
単に誤解でしょうが,
あながち「間違い」とは言い切れない
ということではないでしょうか。

 

いずれにしても,
普通選挙に至るまでの
歴史的背景を見ると,
本当に正しい知見を持った人
だけが投票する。

 

 

そんな制度になるのは
まず無理でしょう。

 

だから,
無知蒙昧な人が
売国奴議員に投票しないことを
願うのみです。

 

結局は…
一人ひとりが,
日頃の努力で,
誰かのポジショントークではなく,
「自分の頭で考える」
ことをし続けないと,
この世の中は良くならないんじゃないかと
思う次第です。

 

今回の立候補者で当選者が,
すこしでも
この世の中を明るくしてくれることを
心から願っています。

 

そして…
私自身も,
昔サボったツケをきちんとはらって,
これからも,適切な知性を
高めていきたいものです。

あなたがよりアップスタッツな明日になりますように。
セールスコピーライター 飯山陽平

 

 

今日のテーマに関する記事はこちらです。
合わせてご覧ください。

 

 

 

 

 

 

 

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