こんにちは。
札幌市近郊を中心に活動する集客代行業，
アップスタッツ経営研究会，
セールスコピーライターの飯山です。
今日は，
ネット上にあふれる情報で，
成果が出せるかどうかについて
検討します。
もともとは，
ブログやメルマガなどで
「価値あるノウハウを無料で
公開してしまっていいのか…」
というためらいがちの質問です。
私も悩んだことがあるし…
きっとあなたも同じように，
「価値ある情報やノウハウを
出してしまっていいのか」
思ったことがあるかもしれません。
これについては，
「どんどん出しましょう」
という結論で間違いありません。
その理由は，この記事を最後まで読めば
わかるでしょう。
では…
その情報を手に入れた人は
本当に成果が出せるのか。
この点について，
今日は掘り下げていきます。
もしあなたが…
これまで手に入れた情報で
成果が出せなかった…
ということであれば…最後までご覧下さい。
結論はシンプルです。
無料で手にれた情報では極めて成果は出しにくい
です。
その理由について，
展開していきます。
パターン１ 出し惜しみ
これは，無料情報の提供者側，受け取る側，
両方に原因があります。
ひとつずつ解説します。
（１）単なる出し惜しみ
これが一番わかりやすいですね。
情報の提供者が単なる出し惜しみを
している場合。
これは…論外です。
得てして，そこで出し惜しみしている情報など
カスみたいなもの…というのが
お約束です。
単なる出し惜しみを
しているような方は，
近づかないのが吉です。
（２）出し惜しみせざるを得ない場合
私自身が…このパターンに
陥ることがよくあります。
本当に成果が出る内容を
出し惜しみせずに公開すると…
すさまじい量になるので，
公開しきれない，というもの。
例えば，
コピーライティングの
全てについて，
解説できるでしょうか。
私がこれまで１０年以上…
ン百万円も掛けて
学んできたもの全てを
ブログなどで公開できるか…
と言われたら，
「作業量」的に無理です。
別の例として，
「SEO対策の全て」
を公開できるでしょうか。
なかなか難しいのでは
ないでしょうか。
（３）ターゲットと情報とのズレ
これは，無料情報を
受け取る側の都合です。
例えば…
「このテンプレートを，
あなたに当てはめて使って，
既存顧客に送って下さい」
といった無料コンテンツを
提供したとします。
私もやったことがありますが…
＜参照＞
例えばDMテンプレートの場合，
すでに顧客リストが
ある方にしか効果はありません。
その無料情報を受け取っても，
最初からそれを活かせる状況に
あるとは限らないのです。
パターン２ 画竜点睛を欠く
これは，主に上記の
「出し惜しみ」
に近い状況です。
定義【画竜点睛（がりょうてんせい）】
物事を完成するために、
最後に加える大切な仕上げのたとえ。また、物事の最も肝要なところのたとえ。
文章や話などで肝心なところに手を入れて、
全体をいっそう引き立てるたとえ。
よく「がりゅうてんせい」と間違って読む人が
いるようですので，赤文字にしておきました。
この一番大切な部分を欠いてしまっている状態を
「画竜点睛を欠く」
と言います。
ここでは…
成果を出すために本当に大切な箇所を
公開せずに，それ以外の部分を
公開する，というパターンです。
ぱっと見た感じでは，
すごく濃い情報が無料で公開されている
「ように見える」のです。
それは価値があるように見えます。
やってみると…
「画竜点睛を欠く」
ので，成果にはならないのです。
成果を出すには…
その方の有料のコンテンツを買わないと…
という流れになります。
ちなみに，
私が昨日公開した，
「リサーチスキル」のワークショップも
このパターンです。
本当に大切なものを
ブログという媒体で公開しても…
まず理解されないし伝わらないでしょう。
具体的には…
コミュニケーションが苦手で引っ込み思案だった人が，
このリサーチスキルを学んだら，
コミュニケーションスキルが劇的に改善。
「人間関係が怖くなくなりました」
などと，こちらが完全に想定外の
ベネフィットを手に入れていました。
こちらはあくまでも
マーケティングリサーチの為の技術として
伝えたものですから。
つまり…コミュニケーションが
劇的に改善されるような内容を，
文字だけで読んで実践できるでしょうか。
それができるならば，
畳の上で水泳の練習しても
泳げるようになるので，
世の中から泳げない人はいなくなるでしょう。
ですので，
はじめから無料公開…
オンライン上での公開は
あきらめて，
対面で伝えるしかない，
と割り切ってワークショップにしたのです。
＜参照＞
アップスタッツ経営研究会の
質問の技術習得ワークショップ
このように，
対面で直接伝えないと
伝わらない性質のコンテンツも
あるのです。
パターン３ 有料だったとしても成果が出ない場合
無料だから成果が出ない…
ように見えるけれど，
実は有料であったとしても
成果が出ないパターンがあります。
正確には，
「コンテンツと成果との因果関係が明確では無い」
場合です。
例えば…
私が，ある方向けに，
ホームページの作り方について
ゼロからアドバイスしたとします。
私自身が，ページ上のコピーを
全部書けるならともかく…
そうではない場合。
「ホームページ上で，
しっかりとこの点を書いて下さい」
とアドバイスしたとして…
それで成果は出るでしょうか。
ホームページには，アクセスを
集めなければ鳴りません。
一定量のアクセスが集まった時点で，
成約率を見ます。
成約率が低ければ改善を繰り返します。
アクセスが集まらなければ，
広告を出すかもしれません。
…という過程を経て，
ようやく，ホームページから売上…
という成果に繋がったとします。
私の，はじめのアドバイスは
どれだけ「成果に直結」しているのでしょうか。
実際，私の有料のクライアントにも
全く同じ事をしています。
すなわち，ホームページの内容について
アドバイスする，というものです。
つまり…
アドバイスの内容次第では，
有料だろうが無料だろうが，
効果があったかどうかが分からない
ということです。
パターン４ 無料ならではの欠陥
無料で成果が出ない最大の原因が
これではないでしょうか。
無料で得たアドバイスを元に，
どれだけの人が真剣に，
本気になって実践するのでしょうか。
ダメ元でちょっとやってみた。
上手くいった。
凄い成果が出た…。
なんて情報は，
有料だったとしても，
まずありません。
つまり…
アドバイスというものは，
それを受け入れて，
本気になって実践しないと，
成果に繋がらないのです。
そして…
無料の情報に対して，
本気になって実践する人など，
どれだけいるのでしょうか。
…世の中，
「ノウハウコレクター」
と呼ばれる，
「有料の情報」ですら
まったく実践しない人がいるのです。
まして…
無料の情報を，
「おお，これは凄いことを聞いた。
何が何でもやってみよう！」
と思える人は，
どれだけいるのでしょうか。
私はこれまでに，
２人ほど会ったことがあります。
１人は…
私がした，ちょっとしたアドバイスを
真剣に考えて，自分に当てはめて
実行しました。
すると…
今まで行き詰まっていた状況を
打破する原動力につながったようです。
しばらくの間，
「あのときはありがとうございました。
おかげで上手くいきました」
とお礼を言われ続けました。
「あんなアドバイスで
成果が出せる人，いたんだ…」
と驚いたものです。
もう一人は…
「どうせ，これ言ってもやらないだろうな…」
と思いながらも，アドバイス。
すると…
しばらく姿を見なかったのですが，
次に会ったときには，
客単価が１．５倍になり，
新規顧客も，予約が入れられないくらいの
状況になったそうです。
私は…
「え…？
無料でここまで成果を出されたら，
コンサルタントなんていらないよね」
と凹みました。
が…
あれから５年以上経ちますが，
無料のアドバイスで，
しっかりと成果を手に入れた人は
すぐには思いつきません。
もちろん，
私自身が
「無料でアドバイスすること」
を控えてきたのも原因ですが。
以上，
最初に結論としてお伝えしたとおり，
無料の情報では
成果というものは極めて出しづらいのです。
無料の情報で成果を出すには，
「本当に価値がある」
情報を選別して，
それを本気で実行することです。
そして…
ちょっとの失敗ではめげずに
やり続けることです。
これが成果への道です。
ただし，
本当に価値ある情報を選別するにも
慣れや経験が必要です。
無料で成果を出せるようになるまでに，
どれだけの時間が掛かることでしょうか。
それだったら…
はじめから信頼できる人を見付けて，
対価を払って努力した方が
成果に繋がりやすくなるのです。
目的は
成果を出すことです。
無料で成果を出すことではないのですから。
最後に。
パターン５ 単に実力不足
無料だろうが有料だろうが…
そして優良な情報であっても，
本人が実力不足過ぎて，
何をやっても成果に繋がらない。
こんな場合もあり得ます。
この場合，
情報そのものに問題があるのでは
ありません。
有料だろうが無料だろうが
関係ありません。
その人自身が，
最低限の実力を付けることから
はじめなければならないでしょう。
個別のサービスであれば，
カスタマイズしてもらえます
個別に実力を把握して，
その人の実力にあった
方法論を教えてもらえれば，
ベストです。
ただ…
それを無料で…
というのはまずないでしょう。
最終的な結論としては…
無料で本気で成果を出そう…
というマインドが，
成果から遠ざける
という他ありません。
以上，
無料の情報で成果を出せるのか，
というテーマでお伝えしました。
…ということで。
無料の情報を出してしまうことに
対してためらいがあるのであれば，
これが結論です。
無料で情報を出して…
その情報ではじめから
成果を出せるような人は，
１００人に１人いるかどうか。
また，そんな人がいたとしても…
それは自社の顧客ではない，
と割り切ってしまえばいいのです。
私自身も，
自分のレベルアップのためにも，
どんどん発信していくことを
続けていきたいものです。
あなたがよりアップスタッツな明日になりますように。
セールスコピーライター 飯山陽平
追伸
上述の，
個別のサービスであれば，
カスタマイズしてもらえます
個別に実力を把握して，
その人の実力にあった
方法論を教えてもらえれば，
ベストです。
ただ…
それを無料で…
というのはまずないでしょう。
数少ない，
「無料」でできる，
個別カスタマイズできるサポートが，
無料集客・売上アップオンライン相談です。
１時間という時間制限の中で
できることは限られていますが…
それでも，
無料であなたの実力や経験，
状況に合わせてカスタマイズして，
何ができるのかをご案内しています。
締切は今月３１日までです。
アップスタッツ経営研究会の
無料集客・売上アップオンライン相談
今日のテーマに関する記事はこちらです。
あわせてご覧下さい。
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