経営者が長時間労働化してしまう原因とズレ

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こんにちは。
アップスタッツ経営研究会の代表,
集客代行業をしております
セールスコピーライターの飯山です。

 

今日は,仕事と生きがいという考え方について
お伝えします。

 

そもそも,
日本人はやたら長時間労働を
好みますが…

 

どこかで
「これってどうなんだろう」
と思える方はもちろん…

 

「え?長時間労働,いいじゃん!」
と思う方にこそ,
ご覧頂きたい内容です。

 

 

朝からビールを飲んで何が問題?

 

私は,サラリーマンにだけはなりたくない…
と思って独立開業できる国家試験を受験しました。

 

…ですので,一般の「会社」には
勤めたことはありません。

 

一応,開業前に修行のために,
同職の事務所に勤めましたが,それでも2年。

 

私の勤務歴が一番長いのは…
実はコンビニバイトです。

 

 

学生時代から,国家試験に専念するまでの3年半。
これが一番長い「勤務歴」になります。

 

 

その時の話です。

 

 

私は,24時間,どの時間のシフトでも
対応できるアルバイトでした。

 

…が,メインは夜勤。

 

ということで,0時から6時までが
勤務時間です。

 

たまに,21時から6時とか…
稀に21時から9時まで
なんてこともありましたが,
基本的に6時で終了です。

 

終わったら…帰って寝ます。

 

当時の私は,
アホみたいに飲んだくれていたので,
仕事が終わったら,
そのままその店でビールを買います。

 

6時から勤務のレジの女の子は…

 

 

「こんな朝っぱらからビールなんて…」

 

と苦笑いしながら
レジを打ってくれます。

 

さて…
ここに違和感があるとしたら,
それは何でしょうか。

 

 

 

ビールを買って飲むのは
「朝」
です。

 

 

私にしてみたら,
「寝る前」
の「晩酌」のようなものです。

 

けれど…
6時からの,引き継ぎの女の子は,
「朝っぱらから…」
と言うわけです。

 

ここに…
「朝からビールを飲むのはおかしい」
という観念が…

 

 

さらに拡大解釈するならば,

「これから朝なのだから
働く時間なのに
ビールを飲むのはおかしい」

という観念が垣間みえます。

 

 

平日の昼にうろうろしていると不審者…?

 

私は,顧客と対面で会う時,
何らかの会合の時以外は,
私服姿です。

なので…
コンサルティング等の
アポが入っていない日は,
部屋着のまま家で作業をしているか…

 

スターバックスに行って
ライティングや思考労働に従事する時は私服です。

 

ですので,
平日の午前中から,
私服姿でスターバックスに
入り浸っている私の姿は…

 

店員から見たら,
一体どのような人に見えるのでしょうか。

 

たまに,午後からコンサルティングなので,
スーツ姿でスターバックスに行くと…
ほんの少しだけ,店員の目が大きく開いています。

 

顔は覚えられていますので…
スーツ姿が意外だったのかもしれません。

 

さて,
ここにも垣間見えるものがあります。

 

私の妄想の可能性もありますが…

平日の昼間は,
きちんとスーツを着て
働くべし…

といった感じのものです。

 

 

スタバでしているのは仕事

言うまでもありませんが,
私はスタバで仕事をしています。

 

まあ…たまにはカピバラ画像を眺めたり,
それをシェアしたり…
ということもありますが。

 

家だと,家族に話しかけられることで
集中がぶった切られる…という「リスク」を
回避するために,
高い集中力を要する仕事をする時は
スタバに「避難」します。

 

ですので…
スタバで私がやっているのは,
純然たる仕事です。

 

ですが…

見た目には,
平日の昼間から,
私服姿でスタバに入り浸っている
おっさんです。

 

 

このように,
「働くべし!」
ということに対して,
強い観念を持っているのが
日本人の民族性なのかもしれません。

 

 

労働=処罰 という考え方

 

一方。
欧米のキリスト教圏においては,
「労働=処罰」
という考え方があるようです。

 

根拠は旧約聖書だと言われています。

 

そこで主なる神は彼をエデンの園から追い出して、
人が造られたその土を耕させられた。
創世記 第3章 23節

創世記によれば,もともと
上に寄って生み出された人間,
アダムとイブは,
「エデン」にいる限りにおいては
食べることに事欠くことはありませんでした。

…が,
知恵の実を食べたことによって,
エデンから追放され…しかも
生きていくために
働かなくてはならない。

だから,労働は処罰だと
捉える文化があるのでしょう。

もちろん,
キリスト教と一言で言っても
様々な宗派がありますが,
詳細は省略します。

 

 

 

だからこそアメリカ等では
「年収を聞く」
というのは,極めて失礼な行為だと
いう風潮があるようです。

 

年収次第では,
「あとどれくらいで年季が明けるのか」
が推測されますからね。

 

まさに,
日々の労働は刑務所の囚人による
労働のようなもので…

相応の資産を構築できたら,
「釈放」
される,という考え方に
近いのでしょう。

 

 

一方。
日本人は,
「働くこと」
も生きることそのものの一部と捉えます。

 

 

ですので…
昔から,
「日の出とともに働き始め…」
「夕暮れになったら働くのをやめる」
という風潮があるのでしょう。

 

働くことの意味

 

情報源は覚えていないのですが…
実際に見たことがある統計データによれば,

 

60歳で定年退職した人が,
毎日テレビを見ながらダラダラ過ごす。

 

そんな人達の平均寿命は67歳だそうです。

 

つまり,
定年退職後に仕事をせずに
だらだら過ごしていると,
7年で寿命が尽きてしまうようです。

 

…ということは,
日本人にとって
「働くこと」
は生きがいであり,
生きることそのものである…
と言えるのではないでしょうか。

 

もちろん,
「生活のためにお金を稼ぐ」
のも大切です。

 

けれど…
「もう一生働かなくても
生きていけるだけの資産を
築いた,いわゆる成功者」
は…

 

とても働き者のように感じます。

 

例えば,孫正義さん。
もう一生…どころか,孫,ひ孫とかその下まで,
働かなくても生活できるだけの
資産を蓄えていることでしょう。

ですが…
彼は分刻みのスケジュールで動いています。

 

私の知り合いの凄腕マーケッターが,
「1万人集めますから,
講演してもらえませんか?」
とオファーしたのですが,

「どうしても時間が取れない」
という理由で断れたそうです。

 

孫正義さん…とまでは行かなくとも。

 

成功者は,
執筆したり,講演したり,
後進を育成したり…

 

とっくに,
「仕事から脱獄」
していてもいいはずなのに働いています。

 

働いていないのは…

胡散臭い自己啓発セミナーなどでは,
「ハワイのビーチで
トロピカルフルーツのジュースを
すすっている」
という感じの
「イメージとしての成功者」
のようですね。

 

 

「働くことを選択する」という生き方

 

今回…
3月16日に,
「自分を動かす習慣」の著書,
張替さんによる札幌特別レクチャーを
開催することになりました。

 

この打ち合わせの時に…

 

張替さんは,
「溝渕さんと篠丸さんに
声かけて,一緒に行きます」
とのこと。

 

溝渕さんと篠丸さんは,
接骨院の経営者です。

 

張替さんの指導によって,
大きく売上を伸ばしただけに
とどまらず,
現場にいなくても
完全に機能する組織化に
成功した方々です。

 

なので…
1時間もしないうちに,
「3月16日でOKです」
という連絡をいただきました。

 

つまり…
3月16日は,
張替さんの都合ですが…
突発的に声をかけられたにも関わらず,
溝渕さんと篠丸さんは,
スケジュールを調整できたということです。

成功者って…暇人…?

ということではありません。

 

「労働時間の長さを
完全にコントロールできている」

ということです。

 

極論ですが。

1日1時間労働で,
月商100万円と…

 

1日10時間労働で
月商100万円とでは…

 

どちらが「優れている」と
思いますか?

 

 

価値観の話ではなく
生産性の問題です。

 

 

1日10時間働かないと
100万円にならない人は,
100万円を下回らないために
10時間労働を繰り返さなければ
なりません。

 

 

一方。
1日1時間労働で100万円に
到達できる方は…

 

 

「1日の労働時間を選択できる」
のです。

 

 

1時間働いてもいいし,
5時間働いてもいいし,
10時間働いてもいいのです。

 

 

ただ,1時間働くだけで
100万円になる,という話です。

 

ここで…価値観とぶつかります。

 

 

一生懸命働く…
という価値である文化基盤があるので,
「10時間労働の方が素晴らしい」
という風潮があるのです。

 

これ…おかしくないですか?

 

 

特に,治療家の方は,

「患者を治療したいから
治療家になったのであって,
集客やその他の経営業務は
自分がやりたいことではない」

と思っている治療院経営者もいるようです。

 

これは…完全に論理破綻した考えです。

集客をシステム化して,
自分が現場にいなくても回る仕組みを
構築すれば…

 

「現場にいるかいないかを選択できる」
状態になります。

その状態になった上で,

 

「今日は東京で新しい技術のセミナーがあるから
行って勉強しよう」

 

「今日は現場で患者の声に耳を傾けよう」

 

「今日は子どもの運動会だから仕事を休んで
応援に行こう」

 

…と選択できる方が良いのではないでしょうか。

 

経営者・責任者による
長時間労働がもてはやされ…
「長時間労働することそのもの」
が目的化してしまったように
感じます。

 

本来,
「起業は自分のやりたいことを実現する手段」
です。

 

それがいつの間にか
長時間労働が当たり前になってしまう。

 

本末転倒です。

 

 

本来,自分が何を目指していたのかは
忘れずにいたいものです。

 

 

あなたがよりアップスタッツな明日になりますように。
セールスコピーライター 飯山陽平

 

追伸

 

上述の通り,
今回,溝渕さんと篠丸さんも
札幌のレクチャーに
駆けつけて登壇していただけます。

 

溝渕さんは…

(1)とにかく売上がピンチ(客がいないのでヒマ)
 ↓
(2)売上が増えてきた
 ↓
(3)院長が忙しくなってきた
 ↓
(4)院長がいっぱいいっぱい
 ↓
(5)人を雇って利益率ダウン
 ↓
(6)マネジメントの問題を抱えて更に忙しい
 ↓
(7)これらの問題を解決
 ↓
(8)経営者としてたまに院をチェックするだけでOK

 

こんな感じで…
今はこの(8)のステージにいます。

 

私が見る限り…
札幌の治療院等で,
(8)のステージまで
来ている方はとても少ないようです。
(6)の人には何人か
会ったことがあるんですけどね。

 

ですので,
いつかは(8)のステージに
到達したい方は,
溝渕さん…そして篠丸さんの話を
聞くことを強くオススメします,。

 

今すぐこちらから申込ください。
2月15日まで早割価格です。

 

今日のテーマに関する記事はこちらです。
合わせてご覧ください。

 

 

 

 

 


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