こんにちは。
アップスタッツ経営研究会の代表,
集客代行業をしております
セールスコピーライターの飯山です。
今日は,生きていくためのキャリアとスキルについて
思うことをお伝えしていきます。
結論としてはひとつでは足りないのです。
なぜか。
その理由についてお伝えしていきますので
最後までお付き合いください。
未だに売られていてびっくりした商品
先日,ヨドバシカメラ内を
さまよっていたときのことです。
ある商品を購入し…
次の予定まで,
若干時間があったので,
「リサーチ」
にでもなるかなぁと思いながら
店内を徘徊。
非常に興味深いものを見つけました。
それはPCソフト売り場。
そこでは…会計ソフトは,
売り場の一角を占め,
ソフトが山積みになっています。
それを見て…
「あ,まだこんなソフトが
売れるんだなぁ」
と実感。
そのまま歩いていくと…
見つかったのが,
「電車の乗り換え検索ソフト」
です。
いわゆる「駅●」みたいな感じですね。
びっくりしました。
まさか,パッケージ版の
有料ソフトがあるんですねぇ…
ネットで,
そういった情報はすべて検索できるのに,
誰がこんなものを買うのでしょうか。
パッケージ版には,
「2019年版」
と書いてあり…さらに驚きました。
昔の売れ残りソフトならともかく…
最新版を
「製造」
する方もすごい。
それを
「仕入れる」
ほうもすごい。
いったい…
どんな人が買うんでしょうね。
完全オフライン環境で,
でもPCは使える,
という状況下であれば
使用できるかもしれません。
ネット接続していない,
WindowsXP搭載PCとかで使えば
いいのでしょうか。
さて,
その先には,
郷愁を感じるソフトがありました。
ホームページ・ビルダーです。
それこそ,WindowsXPの時代に,
私はこの「プリインストール版」
(購入時にすでにインストールされている)
ホームページ・ビルダーを使って,
一生懸命ホームページを作っていたことを
思い出します。
もう…15年以上前の話です。
当時のホームページの雰囲気は…
例えるならば,
「ファミコン」
みたいな感じでしょうか。
あの…
今の時代の若い子からみたら,
「グラフィック」
と呼べないような,
「ドット」
の絵。
そんな…ある意味,
ノスタルジーを感じる
ソフトでした。
これもびっくり。
まだ,こんな骨董品が
売っていたんですね。
今は,
無料ホームページ制作ツールが
ネット上にあふれているのに。
ホームページビルダーが,
2〜3本,
パッケージ版が置いてあるのです。
誰が買うのでしょうか。
ホント,謎です。
時代に淘汰されるのか生き残るのか
会計ソフトのパッケージ版は,
売り場の一角を占めるほど
山積みになっていましたが。
5年後に
この山積みを見ることは…
まあないでしょうね。
有名な話ですが,
IT先進国,エストニアでは,
すでに税理士という職業が
消滅した,と言われています。
いつどこで誰が何を買ったのか。
国がすべて把握していますから,
申告する必要もなく,
納税通知が送られてくるのだとか。
日本も…いつかはこんな時代が
来るのかも知れませんね。
5年後には,
まだ税理士や申告代行の
需要はまだ残っているでしょう。
けれど…
今はもう,
オンライン上のソフトと,
スマホのアプリがあります。
正直,現時点で会計ソフトが,
「え?こんなものが
未だに大量に売られているの?」
と意外さを感じたくらいです。
いずれは,
会計ソフトも
淘汰されていくことでしょう。
一方,
グラフィック系ソフトなどは,
まだまだ健在でしょう。
ちなみに。
私はキーボード入力を
もっと早く正確にしたいので,
売り場をウロウロしたついでに
「タイピングソフト」
を見てみましたが,
見つかりませんでした。
最近だと…
学生はスマホで卒論を書く…
なんて話を聞いたことがあります。
もはや,
タイピングではなく,
タップの時代…
なのかもしれません。
私が生きている間は,
キーボードは存続して欲しいものですが…
生き残ること,淘汰されていくこと
生き残ることの反対が
淘汰されていく。
この考えは,
正しくもあり
間違ってもいます。
変化の時代を
なんとか生き延びていくのか。
それとも,
ネットで全部無料で手に入るのに,
それを有料で売るのか。
後者は…
いずれ淘汰されるでしょう。
生き残る道はありません。
が。
ここで言う
「生き残る」
とは,その「ソフトそのもの」の話です。
例えば,
乗り換えソフト自体は…
ネットで様々なサービスが売られている以上,
生き残る道はないでしょう,
ですが…
乗り換えソフト自体を販売している
「会社」
が生き残れない,
ということではありません
これまで
乗り換えソフトを製造・販売・
アップデートしてきた経緯から
培ってきた,
何らかのものを活かして,
別の商品やサービスを
開発すればいいのです。
例えるならば…
森林。
森の中で,
種が発芽して…どんどん伸びて…花をつけ…
いつかは大木になり…葉を伸ばし,
果実を実らせ…
そして,老齢になり,
いつかは倒れ,朽ちていきます。
朽ちていきますが…
その朽ちた木が
何らかの養分になって,
別の生物が生存できるのです。
この場合…
この木自体をなんとか生き長らえさせる
のは難しいでしょう。
けれど,
その木が別の生命を育むのです。
同じように…
今更,
乗り換えソフトで
どんどん売上の柱として
成長させるのは不可能です。
乗り換えソフトの隣に
「地図ソフト」
も置いてありましたが。
Google Mapsを前に
朽ちていくほかないでしょう。
けれど,
Googleではできない,
そのソフトを製造販売していく中で
培ってきたものを
商品化できるかもしれません。
滅びゆくものに
しがみつくと,
会社やビジネスそのものも
心中するハメになります。
どうしようもないものは
どうしようもないのです。
だったら…
さっさと
「次」
を考えなければなりません。
だから,
私は士業をやめてセールコピーライターに
なりました。
<参照>
いずれは…
AIで,セールスレターが作られる
時代になるかもしれません。
もしそうなったら,
「その流れ」
は止められません。
だからこそ,
セールスコピーライティングで培った
技術を活かして,
次を考えなければなりません。
例えば…
セールスコピーライティングは
淘汰されたとしても,
その背景にある「人間の感情を理解する力」は
人間が人間である限り廃れることはないでしょう。
技術の発展と,寿命の伸長。
この結果として…
一つのスキルやキャリアだけで
生きていくことができなくなってきました。
だからこそ,
一つのスキルやキャリアに
しがみつくこと無く,
「ステップアップ」
する道は,日頃から探しておきたいものです。
あなたがよりアップスタッツな明日になりますように。
セールスコピーライター 飯山陽平
追伸
今週木曜・金曜限定で
あるご案内をします。
もう今年も残すところ3分の2とちょっと。
9月から本気で売上アップや
集客を実現したい方は,
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